近年需要が高まっているシュレッダーは、書類などの紙を捨てる際に、プライバシーの保護や情報漏洩の防止のために細断する装置です。
高度情報化社会の中で情報漏洩の危険などに対する意識の高まり、そして2005年から施行された個人情報保護法により、企業は否応なくその対応を迫られており、一気に需要が増えています。 個人情報の保護についての国民の関心は今後高まることはあっても低くなることは絶対ないといっていいでしょう。
オフィスには最低1台なくてなならないアイテムとなり、今後も一定の需要が見込まれる商品です。 紙だけでなく、CDやフロッピーディスクなども裁断できる機能が付いたシュレッダーも普及し始めています。
また、企業だけでなく、一般の家庭でも公共料金の領収証や、郵便の封筒などを廃棄する際の個人情報の流出懸念から、個人用の小型のシュレッダーも、家電量販店やホームセンターなどで発売されるようになっています。
(なお、余談ですが、探偵は、ゴミからの情報を重要視しており、その人の家庭ゴミを突き止めれれば、大抵の情報は入手できるそうです。)
裁断の方法には、ストレートカット、クロスカット、スパイラルカットがあります。
■ストレートカット
細長く裁断するだけのものです。裁断の幅が広いと情報が丸見えになってしまうことがあり、秘密保持能力は低いです。裁断時に、投入の向きに注意しなければなりません。一つの行がそのままつながった状態で裁断されるような投入の仕方をすると、裁断屑から情報を読み取られる可能性が高くなります。
また、この裁断方法は、ゴミの量が多くなります。
■クロスカット
ストレートカットの機能に、一定間隔ごとに横にも裁断する機能を加えたものです。現在は、この裁断方法が主流になっています。
■スパイラルカット
正方形に近いクロスカットをするものです。メーカーによっては2ミリ四方に裁断する高性能なものもあります。 ただし、非常に薄い紙の場合は、ストレートカットになってしまう場合があるそうです。